文化・芸術

勝者のマナー - 2013/10

 私はボクシングの試合が好きで世界戦は必ず観る。現在日本には10人の世界チャンピオンがおり、ややインフレ気味ではあるが本当に強い選手が多いので試合はとても興味深い。
 それはさておきこのボクシングで勝者が手を挙げてからコーナーのリングに駆け上がりこぶしを突き上げる行為は誠に見苦しい。その上、バカなテレビ局の演出だろうか、子供(赤ん坊)をリングに乗せてチャンピオンが抱いたりすることもある。最悪である。またサッカーでもシュートを決めた選手が勝ち誇ってグランドを駆け巡る姿を見るのは大嫌いである。要するに言いたいことは勝者には勝者のマナーがあるということだ。
 日本の代表的な勝負事である囲碁や将棋では勝負は敗者が負けました、と認めて勝敗が決する。勝者はガッツポーズなんかしない。お互いに盤面の戦況を分析し勝者も敗者も冷静である。これで良い。
 先日東京オリンピック開催が決定した。予想通りバカ騒ぎ。そりゃ嬉しいだろうが会場の隣には敗れた2都市の人たちがいる。まあ百歩譲ってフェンシングの太田や滝川なんかは若いから許すとしても、まさか安倍総理や猪瀬知事、竹田会長なんかはあんな恥ずかしい真似はしなかっただろうなあ。画面では見えなかったが心配である。東京に決まったら起立して壇上そして隣の2都市に向けて一礼して静かに退場する・・・これぞ日本人の勝者のマナーだと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

接客の礼儀 - 2011/08

 最近防災担当大臣が発言問題で辞任した事件がありました。あの会見の模様をたまたま観ていたのですがまあ発言の政治的問題はさておいて接客の礼儀について考えさせられました。

 先ず前大臣は「客を迎えるのに後から入ってくるのは失礼だろう!」と宮城県知事を叱責しましたがそうでしょうか?私が在社中お客様をお迎えする時は先ず応接室にお通しし、こちらは後から部屋に入ってお客様に挨拶しました。いつ来るか分からないお客様を応接室でボサっと待っているほどヒマな人はおりません。私が逆に他社を訪問した際も部屋に通されたらそこに先方の担当者が先に座って待っていたなどと言うことは一度もありません。

 また彼が礼儀に対してシビアーにおっしゃるなら目上だろうが目下だろうが人に面会する時に腕を組んで話すのは大変失礼で言語道断ではないでしょうか。少なくとも私はそう教育を受けました。その上、あの言い方です。そりゃ大臣の方が役職的には上かもしれませんが相手は卑しくも県知事ですから。「・・・しろよ!」「・・・じゃないか!」はないと思うんですよね。しかも初対面で。

 彼はよほど官僚的な組織に育ったのでしょうか。少なくとも民間企業に勤めた経験はないのでしょう。非常識と言われても仕方ありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)