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2018年10月

貴乃花問題について考える

貴乃花が記者会見で突然辞任を発表した。相撲協会とは事実認定の争いが既に始まっている。両者の意見の正否はさておいて、今回の貴乃花のやり方は公平に観て社会常識に反しているのではないだろうか。相撲協会の年寄りと言うのは会社で言えば役員である。そこで辞任と言う個人的問題が上司や会社に何の相談もなく、いきなり記者会見と言うのは常識を逸脱している。会社であれば退職願を申請し、受理されたら黙って去れば良いのだ。これまでの人気と実績を楯にマスコミを煽っているような気がしてならない。更に弟子のことを配慮して・・・と述べていたが全くそれとは逆のような気がする。弟子を他の部屋に勝手に移籍させておいてこれからも指導・・・とは言語道断である。第1、止めた人間が外部からアドバイスや指導などされたら部屋サイドは迷惑この上ない。会社を辞めた役員が元の会社に来て昔の部下にあれこれ指示したらどうなるか。新弟子勧誘だって部屋の親方という肩書がなければいくらかつての英雄とは言え実質的には無理である。どうしてこうした稚拙な判断となったか?彼はこれまで実家同様の部屋で育てられ、20歳過ぎには角界の頂点に立ち、その後も周囲の人気を独占してきただけに社会のルールを理解しろと言っても無理かもしれない。心情的には日本国民は皆彼の味方だろう。それだけに今回の引き際には失望した。

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