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入江一子画伯

  NHKの日曜日朝放映の「日曜美術館」と言う番組がある。一人のアーティストに焦点を当てて作品と画業を紹介する。案内役は男女二人のペアーであるが民放のバカ騒ぎのタレントでもなければ大げさな絶賛コメントとは無縁である。あくまで淡々と作品と画家の人となりを紹介する。私はこういうドキュメンタリー番組が好きだ。6月18日(日)の番組は入江一子画伯が主役であった。画伯は現在102歳で未だに現役バリバリ、毎日阿佐ヶ谷にあるアトリエ兼美術館兼住居で創作に励んでいる。彼女のトレードマークは“シルクロード”。現地への過酷な旅は何度も経験しており、現地でのデッサンの蓄積は膨大である。さすがに足腰は衰えてきたがワゴンを押しての散歩と大好物の焼き肉のお蔭か、創作意欲はいささかも衰えていない。1時間描いて1時間昼寝と言う生活を続けている。番組の中で次の言葉が印象的であった。「私は今、一番絵が分かってきた。どんどん絵を描きたい。だが体がどこまで持つか、それだけが一番心配である。」どうだ、この創作意欲と前向きな態度は・・・。人間と言うのは気の持ちよう、普段の節制如何では年老いてもこうした態度を持続できるのだ。大いに感銘を受けると同時に我が身を恥じたのである。

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