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“マディソン郡の橋”を観て

「マディソン郡の橋」は20年前公開されたクリント・イーストウッド、メリル・ストリープ主演の恋愛映画である。公開時に一度観たことはあるが今回、ニューヨークから帰る飛行機でたまたま再度鑑賞する機会を得た。今この歳になって再鑑賞してみると新たな感慨に浸ることができたのである。★アイオワの農家の主婦フランチェスカが家族の留守中に道を尋ねて訪れた写真家のロバート・キンケードと恋に落ちる。言わば単なる不倫物語である。しかし今回鑑賞して改めて感心したのは主役メリル・ストリープの演技力である。★最初キンケードと会うときはどこかに恥じらいを持った単なる農家のおばさんである。やがて彼に恋すると俄然美しい女性に変身する。しかし楽しい4日間はあっという間に過ぎ、やがて別れの時が来る。その別れの辛さにキンケードに駄々をこねる時には完全に「一人のおんな」になっている。★たった4日間でこれだけ女の移り変わりを表現できるなんてすばらしいではないか。彼女がこの映画を単なる不倫物語から質の高い恋愛物語に昇華させているのではないだろうか。★結局キンケードとの駆け落ちは諦めて家に残り、4日間の外出から戻った家族を迎える。そこには農家の主婦としての日常が待っている。★恋愛映画のストーリーなんて言うのは単純で「会って・・・別れる」ただそれだけだ。たかが恋愛映画されど恋愛映画である。

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