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私の読書 - 2009/12

 今年になって読んだ本を数えてみたら11月時点で145冊、月刊誌が11冊(ジャズライフ誌)であった。現役の頃と比べると読書内容はだいぶ様代わりしてきた。かつて現役時代に主流であった経済、マーケティング、宣伝等の書は今や無縁である。大部分が軽い本ばかりであるが内容としてはエッセイ、評論が半分以上を占める。

 今年よく読んだエッセイは内館牧子や渡部淳一など。特に内館牧子は昔横浜の三菱重工のOLだったせいもあり共感を覚えることも少なくない。渡部淳一のエッセイは男女の機微を巧みに表しており、感心させられる。

 小説では圧倒的に時代小説が多い。私の嗜好としては大河ドラマ的な英雄物よりは一般庶民の哀歓を描いた内容に興味がわく。そうした意味で今年特にハマった作家は宇江佐真理である。彼女の小説の主人公は町人、商人、岡っ引きや下級武士などで物語の舞台は下町や長屋が多い。社会の底辺に生活する庶民の喜怒哀楽や恋をテーマにしている。

 この宇江佐真理という人は函館の人で「ウエザ・リポート」というエッセイも書いている。(標題は天気予報のウエザー・リポートをもじったものである。)その中の自己紹介によれば「“命の母”と“般若心経”が特効薬の更年期女性」ということらしい。作品には進学に悩む受験生を抱えた母親とはとても思えない味わいが漂っている。彼女の作品はまだ半分くらいしか読んでいないので来年も継続してハマることにしよう。

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